雨牛のいろいろ

聴く専人間の音楽とライヴの記録。とその他モロモロ

その他モロモロ。団地愛編

なんで団地が好きなんだろうか、ブログを書くので少し考えたけれど何故か心が惹きつけられるものの1つなので結論が出なかった。

昔から団地という建物が好きです。

白くて四角い建物が均等に並んでる姿に心が囚われている。

何故か小さい頃の楽しかった記憶とかを匂いと共に急に思い出したりします。

 

団地って言ってもほんとにいろんな形があって

名前が付いている。

ボックス型、庭付き、L字型、サンルーム付き………

高層階タイプ(これはまた違った良さがあって語りたいけど長くなる…)

上げていくとほんとに終わらないのでやめときますが…

白くて四角い意外にもたくさんの面白い造りがあって建築的に見てもすごいものなのです。

 

地元にある団地はほぼ巡ったのですが

その中でも特に思い入れのある団地が2つありまして…

 

猫がいた小さい団地

もう今は壊されて跡形もなく更地ですが、小さい廃団地が近所にありました。

(知った頃から廃墟でしたが生活道路の小道が団地内にあったため立入禁止にはなっていませんでした。)

 

さらに嬉しいのが人懐っこい猫がいたこと。

散歩がてらにいけるくらい近くだったので疲れた時とかよく行って猫と話してました。(ヤバい人じゃないよ)

静かすぎる小さい団地の階段に座って猫をモフモフしながらボーッとして……

ですが、廃墟や団地によくある老朽化による取り壊しがその団地も決まってしまい…

大好きな場所が無くなっていくのは悲しかった。

猫もたくさんいたのですがほとんどの子が何処かに行ってしまいました。

1番仲良かった黒猫は元気かなぁと今も思い出します。

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でも悲しいより幸せな記憶として残ってて

もう最後かもと思って写真も撮れたし。

今も1匹だけ残ってくれていてモフモフさせてくれるし。

↓更地が寂しい

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↓団地がまだあった頃

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とある県営団

ここは初めて行った時雨がシトシト降ってて

どんよりした中、道路の両脇に団地が広がってて、それこそなんかの歌詞のような景色でした。

雨に濡れた団地のコンクリ壁にジワリと水がしみていて、あまりの良さにンァーって言いました。

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ここにはスターハウスと言う建物が残っていてそれも感動した。

これは!かの有名なスターハウスではないか!!!と…笑

 

スターハウスは上から見るとY字型になっていて、全ての部屋が角部屋になるという最高間取り…ですが、建築費がかかるという理由で造られなくなり今ではほぼ見なくなりました。

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地元にはここともう一箇所の団地にもあります。

 

昭和30年〜40年代に団地ブームが起き各地に団地が建ちました。

最先端の設備が揃った団地はその当時の人たちの憧れだったそう。

 

都会だと古い団地をリノベーションして、住んでる方も若い方が意外といるらしいですが、

雨牛の地元ではだんだんと空き部屋が増え、廃墟になっていく団地が増えています。

近いうちに取り壊しになるんだろうなぁ。

老朽化というのはどうしようもないです。

最後まで見守っていたいなあと思う。

そんな団地愛の話。